タバコのヤニ汚れ、10年越しの壁の汚れを落とす方法

部屋の壁にタバコのヤニが10年前くらいからずっとついています。これってどうにか出来ないんでしょうか?親が言うには、ずっと前からついてるからもう落ちないとの事なんですがもう諦めるしかないんでしょうか?何か落とす強力なマジックリンみたいなのがるんですかね?宜しくお願いしますm(__)m

10年蓄積したタバコのヤニ汚れ…諦める前に試せること

長年蓄積されたタバコのヤニ汚れは、確かに落とすのが難しいと感じるかもしれません。しかし、諦める前に試せる方法がいくつかあります。 親御さんの「もう落ちない」という言葉は、一般的な洗剤では効果がないという意味かもしれません。 実際、長期間放置されたヤニ汚れは、壁の素材に深く浸透している可能性があります。 しかし、適切な洗剤と方法を用いれば、驚くほど綺麗になるケースもあります。 この記事では、ヤニ汚れの除去方法から、再付着防止策、そしてプロへの依頼方法まで、具体的なステップを踏んで解説していきます。

ヤニ汚れの種類と壁材の見極めが重要

まずは、ヤニ汚れの種類と壁材の種類を把握することが大切です。 ヤニ汚れは、タバコの煙に含まれるタールやニコチンが壁に付着し、酸化することで変色したものです。 壁材によって、汚れの落ちやすさが大きく異なります。

主な壁材とヤニ汚れの落ちやすさ

* クロス(壁紙):最も一般的な壁材。素材によってヤニ汚れの落ちやすさが異なります。ビニールクロスは比較的落としやすいですが、紙クロスは汚れが浸透しやすく、除去が困難な場合があります。
* 塗装壁:ペンキや漆喰などで塗装された壁。塗装の種類や状態によって、ヤニ汚れの除去方法が異なります。
* タイル:比較的汚れが落ちやすく、清掃しやすい壁材です。

ヤニ汚れ除去のための具体的なステップ

ヤニ汚れの除去は、壁材の種類によって適切な方法を選択する必要があります。 ここでは、クロス、塗装壁、タイルそれぞれに対応した方法を紹介します。 ただし、事前に目立たない場所でテストを行い、問題がないことを確認してから作業を開始してください。

1. クロス(壁紙)の場合

  • 中性洗剤:ぬるま湯に中性洗剤を混ぜて、柔らかい布やスポンジで優しく拭き取ります。頑固な汚れには、歯ブラシなどでこすり洗いするのも効果的です。ただし、ゴシゴシこすりすぎるとクロスを傷める可能性があるので注意が必要です。
  • 重曹ペースト:重曹と水を混ぜてペースト状にし、汚れに塗布してしばらく置いた後、拭き取ります。研磨効果があるので、軽いヤニ汚れに効果があります。
  • アルコール:エタノールなどのアルコールを染み込ませた布で拭き取ります。ただし、クロスによっては変色する可能性があるので、事前にテストが必要です。
  • 市販のヤニ取りクリーナー:ホームセンターなどで販売されているヤニ取りクリーナーを使用するのも効果的です。製品の説明をよく読んでから使用してください。

2. 塗装壁の場合

  • 中性洗剤:クロスと同様に、ぬるま湯に中性洗剤を混ぜて優しく拭き取ります。塗装の種類によっては、洗剤によっては傷んでしまう可能性があるので注意が必要です。
  • マジックリンなどの研磨剤入りの洗剤:軽いヤニ汚れには効果がありますが、塗装を傷める可能性があるので、使用前に必ず目立たない場所でテストをしてください。
  • 専門業者への依頼:塗装壁のヤニ汚れは、自分で落とすのが難しい場合があります。専門業者に依頼することを検討しましょう。

3. タイルの場合

  • 中性洗剤:ぬるま湯に中性洗剤を混ぜて、スポンジやブラシでこすり洗いします。タイルは比較的頑丈なので、ある程度の力を入れてこすり洗いしても問題ありません。
  • 漂白剤:頑固なヤニ汚れには、漂白剤を使用することもできます。ただし、漂白剤は素材を傷める可能性があるので、使用前に必ずテストをしてください。また、換気を十分に行い、ゴム手袋などを着用して作業しましょう。

ヤニ汚れ防止策とプロへの依頼

ヤニ汚れを完全に除去した後も、再付着を防ぐ対策が必要です。 換気をよくすること、禁煙をすることはもちろん、空気清浄機を使用するのも効果的です。 また、定期的な清掃も重要です。

プロへの依頼を検討するケース

* 汚れがひどすぎる場合
* 壁材の種類が分からず、適切な清掃方法が分からない場合
* 自分で清掃しても汚れが落ちない場合

専門業者であれば、適切な洗剤や方法を用いて、より効果的にヤニ汚れを除去することができます。 費用はかかるものの、綺麗にしたいという気持ちがあれば検討する価値は十分にあります。 複数の業者に見積もりを依頼し、比較検討することをお勧めします。

まとめ:諦めないで、適切な方法を試してみよう

10年もの間蓄積されたタバコのヤニ汚れも、適切な方法と根気さえあれば、綺麗になる可能性があります。 まずは、壁材の種類を特定し、それに合った洗剤や方法を試してみましょう。 それでも落ちない場合は、専門業者に相談することをお勧めします。 大切なのは、諦めずに、一つずつステップを踏んでいくことです。

ネットで買うなら?いろのくにのおすすめインテリア(PR)