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ハムスターの夜行性と活動量の確認
初めてハムスターを飼うと、その行動パターンに戸惑うことはよくあることです。ジャンガリアンハムスターは夜行性で、夜間に最も活発に活動します。しかし、3日目ということもあり、新しい環境にまだ慣れていない可能性が高いです。 環境の変化にストレスを感じている可能性も考えられます。
夜間の活動が少ない原因を探る
質問者様は、以下の3つの原因を挙げていらっしゃいますが、それぞれ詳しく見ていきましょう。
- 寒さ:廊下の温度は、ハムスターにとって低すぎる可能性があります。手作りヒーターを使用されているとのことですが、温度計でケージ内の温度を正確に測定し、20~26℃程度に保たれているか確認しましょう。温度が低い場合は、追加の暖房器具や保温材が必要かもしれません。ケージの場所も、風通しの良い場所や直射日光の当たる場所を避け、できるだけ温度変化の少ない場所を選びましょう。
- 明るさ:ハムスターは明るい場所を嫌います。ケージの設置場所が明るすぎる場合は、布などでケージを覆って暗くするか、夜間は照明を消すなどの工夫が必要です。ただし、完全に真っ暗にするのではなく、薄暗い程度に保つことが重要です。完全な暗闇はハムスターにとってストレスになる可能性があります。
- 環境への慣れ:新しい環境に慣れるには、ハムスターによって数日~数週間かかる場合があります。3日目であれば、まだ環境に慣れていない可能性が高いです。焦らず、ハムスター自身のペースで環境に慣れていくのを待ちましょう。
小刻みに震える原因と対処法
ハムスターが小刻みに震えるのは、寒さ、病気、ストレスなどが原因として考えられます。
寒さ対策の徹底
前述の通り、寒さはハムスターにとって大きなストレスとなります。ケージ内の温度を適切に保つことが最も重要です。温度計で温度を確認し、必要に応じて保温器具を追加しましょう。市販の保温電球やヒーターパッドなどが便利です。手作りヒーターを使用されている場合は、安全性を確認し、火災の危険性がないか注意深く観察してください。
病気の可能性
寒さ以外に、病気の可能性も考えられます。震えが続く場合、食欲不振、元気がない、目や鼻から分泌物が出ているなどの症状が見られる場合は、すぐに獣医に相談しましょう。ハムスターを診れる獣医は限られていますので、事前に調べておくことをお勧めします。
ストレス軽減のための環境整備
新しい環境へのストレスは、震えや活動量の低下につながります。ストレスを軽減するために、以下の点に注意しましょう。
- ケージの広さ:ハムスターは活動的な動物です。ケージが狭すぎるとストレスになります。十分な広さのケージを用意しましょう。床材は、ハムスターが潜れる深さがあるものを選びましょう。
- 隠れ家:ハムスターは隠れ家が好きです。ハウスやシェルターなどをケージ内に設置して、安全な場所を提供しましょう。
- 回し車:回し車はハムスターの運動不足解消に役立ちます。適切なサイズの回し車を選び、ケージ内に設置しましょう。静音性の高い回し車を選ぶと、夜間の騒音によるストレスを軽減できます。
- エサと水:新鮮な水と、ハムスター用の適切な餌を常に用意しましょう。栄養バランスの良い餌を選ぶことが重要です。
- 清潔さ:ケージは常に清潔に保ちましょう。定期的に掃除を行い、排泄物や食べ残しを取り除きましょう。
専門家のアドバイス:獣医への相談
ハムスターの健康状態に不安がある場合は、ハムスターを診れる獣医に相談することが重要です。震えが続く場合や、他の症状が見られる場合は、すぐに獣医に診てもらいましょう。早期発見・早期治療が大切です。
まとめ:観察と適切なケアで健康なハムスターライフを
ハムスターの飼育は、愛情と適切なケアが必要です。3日目のハムスターは、まだ新しい環境に慣れていない可能性が高いです。寒さ対策、明るさ対策、そしてストレス軽減のための環境整備を徹底し、ハムスターの様子を注意深く観察しましょう。それでも心配な場合は、迷わず獣医に相談してください。