クサガメの飼育:日光浴、餌やり、水換え、飼育環境について徹底解説

クサガメというカメを2匹買ってきました。まだとっても小さいです。そこで質問です。①子ガメのうちから日光浴は必要か。もし必要なら1日何回させるか、どのくらいの時間させるか。②餌の量 ③水を換えるのは何回か ④その水の量 ⑤部屋で飼うのがよいか、外で飼うのがよいか よろしくお願いします。補足水をきれいにするジャリ?てきなのと、フィルターを付けてても水換えは週に1.2回必要ですか?日光浴は3日に一回とかでいいんですか?お願いします

クサガメの子ガメ飼育:日光浴、餌、水換え、飼育環境のすべてを解説

クサガメの赤ちゃんを迎えられたんですね!おめでとうございます。小さな命を預かる責任は重大ですが、適切な飼育で健康に育てることができます。この記事では、クサガメの子ガメ飼育における日光浴、餌やり、水換え、そして飼育環境について、詳しく解説します。

1. 日光浴は必要?回数と時間

はい、子ガメにも日光浴は必要です。日光浴はクサガメの健康維持に不可欠です。日光から得られる紫外線(UVB)は、カルシウムの吸収を促進し、甲羅の形成に非常に重要です。UVB不足は、甲羅の軟化や変形(MBD:代謝性骨疾患)を引き起こす可能性があります。

  • 回数:毎日
  • 時間:最初は1日30分~1時間程度から始め、様子を見ながら徐々に時間を延ばしていきましょう。ただし、真夏の直射日光は危険なので、午前中の涼しい時間帯を選び、日陰を作れるように工夫しましょう。
  • 注意点:日光浴させる際は、カメが脱走しないよう注意し、安全な場所で実施してください。また、脱水症状を防ぐため、日光浴後は十分な水分補給をしましょう。

3日に1回では不十分です。毎日日光浴をさせることを心がけましょう。ただし、天候が悪い日や、カメの様子が悪い場合は無理強いせず、休憩させてあげましょう。

2. 餌の量と種類

クサガメは雑食性で、幼少期は動物性餌を多く必要とします。

  • 餌の種類:イトミミズ、赤虫、乾燥エビ、コオロギなど。市販のクサガメ用フードも便利です。
  • 餌の量:子ガメは成長が早く、食欲旺盛です。お腹が膨れるまで与えるのではなく、一回の食事で数分~10分程度で食べきれる量を与えましょう。食べ残しはすぐに取り除きましょう。頻度は1日1~2回が目安です。
  • 栄養バランス:偏った食事は健康に悪影響を与えます。動物性餌だけでなく、レタスや小松菜などの野菜も少量与え、栄養バランスを意識しましょう。カルシウムを補給するために、市販のカルシウム剤を少量添加するのも有効です。

3. 水換えの頻度と水量

水槽内の水質悪化は、クサガメの健康に悪影響を与えます。フィルターやジャリ(底砂)を使用している場合でも、定期的な水換えは必要です。

  • 水換えの頻度:週に1~2回は水換えを行いましょう。フィルターやジャリは、水質を維持する上で役立ちますが、完全に水質悪化を防ぐことはできません。こまめな水換えが重要です。
  • 水量:水槽の大きさにもよりますが、水槽全体の3分の1~半分程度の水換えを目安にしましょう。一度に全ての水を交換してしまうと、バクテリアのバランスが崩れ、かえって水質が悪化することがあります。
  • 水質:水道水はカルキ抜きをしてから使用しましょう。カルキ抜き剤はペットショップで購入できます。

4. 飼育環境:室内飼育か屋外飼育か

クサガメの子ガメは、室内飼育がおすすめです。特に、気温や湿度が不安定な時期は、室内で温度管理をすることで、健康状態を維持しやすくなります。

  • 温度管理:クサガメは変温動物なので、適温を保つことが重要です。特に冬場は、保温器具(ヒーターなど)を使用して、水温を20~25℃に保ちましょう。
  • 紫外線灯:日光浴ができない日や、日光が十分に当たらない場合は、UVBランプを使用しましょう。UVBランプは、日光浴の代替として役立ちますが、日光浴を完全に代替できるものではありません。
  • 隠れ家:クサガメは隠れ家が好きです。シェルターや流木などを設置して、落ち着ける空間を作ってあげましょう。
  • 水槽の大きさ:クサガメは成長が早いので、水槽の大きさは、クサガメの大きさに合わせて適切なサイズを選びましょう。小さすぎる水槽では、ストレスを与えてしまう可能性があります。

5. 専門家のアドバイス

クサガメの飼育について、より詳しい情報や、個々のカメに合わせたアドバイスが必要な場合は、爬虫類専門の獣医に相談することをお勧めします。獣医は、カメの健康状態をチェックし、適切な飼育方法をアドバイスしてくれます。

まとめ

クサガメの飼育は、愛情と責任をもって行う必要があります。適切な日光浴、餌やり、水換え、そして飼育環境を整えることで、クサガメは健康に成長し、あなたに多くの喜びを与えてくれるでしょう。この記事が、クサガメの飼育の参考になれば幸いです。

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