(6畳なので100V用でOK)
分電盤は1回路余裕ありますが、分電盤から部屋まで遠い。しかも家がツーバイで点検口もないので隠ぺい配線は困難。
屋外を回そうにもかな~り距離があるから、だいぶ費用がかかりそうな気がします。。。
一応ペーパー気味ですが電気工事士の資格はもっていますので、コンセントの増設位は自分でできます。
余分なお金は使いたくないので通常の壁コンセントから電源をとってエアコン位置にコンセント増設すれば見栄えも良いし
自分で出来そうなんですが、やっぱりマズイ??
Contents
既存コンセントからの電源供給:問題点と解決策
エアコン増設において、既存コンセントからの電源供給は、一見手軽な方法ですが、いくつかの問題点があります。電気工事士の資格をお持ちとのことですので、技術的な面はクリアできるでしょうが、安全面や将来的な問題を考慮する必要があります。
容量不足のリスク
既存コンセントがエアコンの消費電力に耐えられるかを確認することが最も重要です。6畳用エアコンは100Vで問題ないとのことですが、コンセントの容量、ブレーカーの容量、配線の太さなどを確認する必要があります。既存コンセントが他の家電製品と共用されている場合、エアコン稼働時に過負荷となり、ブレーカーが落ちたり、火災の原因となる可能性があります。
- 既存コンセントの容量を確認:コンセントプレートに記載されているアンペア数を確認しましょう。一般的にエアコン専用コンセントは15A以上が推奨されます。
- ブレーカーの容量を確認:分電盤で該当回路のブレーカーの容量を確認します。エアコンの消費電力を考慮し、余裕のある容量であることを確認しましょう。
- 配線の太さ:既存配線がエアコンの消費電流に耐えられる太さであるかを確認する必要があります。細い配線を使用すると、発熱し、火災リスクが高まります。
これらの確認が困難な場合は、専門業者に相談することをお勧めします。彼らは適切な測定器を用いて、安全に確認を行うことができます。
配線経路の課題:ツーバイフォー住宅の場合
ツーバイフォー住宅は壁の中に柱や断熱材が多く、配線経路の確保が困難です。点検口がないと、壁を大きく開口しなければならず、修繕費用が高額になる可能性があります。隠蔽配線が困難な場合は、露出配線も検討する必要がありますが、見た目が悪くなる可能性があります。
- 露出配線:壁に沿って配線を這わせる方法です。モールなどを利用して配線を保護し、見た目への配慮が必要です。インテリアの雰囲気を損なわないよう、モールの色やデザインを選びましょう。ベージュの壁なら、同系色のベージュのモールがおすすめです。
- フレキシブル配管:壁の中を貫通させる必要がない場合、フレキシブル配管を使用することで、配線経路の制約を軽減できます。ただし、耐久性や耐候性などを考慮する必要があります。
将来的な拡張性
将来、他の家電製品を増設する可能性を考慮し、余裕のある回路設計を行うことが重要です。既存コンセントから電源を取る場合、将来的な拡張性を考慮した設計が困難になる可能性があります。
専門家への相談:安全と安心を確保
電気工事は専門知識と技術が必要な作業です。資格をお持ちとはいえ、安全面を考慮すると、専門業者に依頼する方が安心です。特に、配線経路の確保が困難なツーバイフォー住宅の場合、専門家の経験と知識が不可欠です。
専門業者への依頼メリット
- 安全性の確保:専門業者は適切な知識と技術を持って作業を行うため、安全性が確保されます。
- 迅速な作業:専門業者は効率的な作業を行うため、作業時間が短縮されます。
- 保証:専門業者であれば、作業内容に保証が付く場合が多いです。
- 適切な材料の選定:専門業者は適切な材料を選定し、耐久性と安全性を確保します。
費用を抑えたい気持ちは理解できますが、電気工事は安全が最優先です。安易な判断で作業を行うと、思わぬ事故につながる可能性があります。費用面についても、複数の業者に見積もりを依頼し、比較検討することをお勧めします。
インテリアへの影響と対策
エアコン増設に伴う配線工事は、インテリアにも影響を与えます。露出配線の場合、モールなどを利用して配線を隠す工夫が必要です。また、エアコン本体のデザインや色もインテリアに合わせたものを選ぶことで、違和感なく設置できます。
インテリアに調和する配線処理
露出配線を行う場合は、配線の色やモールを選ぶことで、インテリアに調和させることができます。ベージュの壁であれば、ベージュ系のモールを使用することで、目立たなくすることができます。また、壁の色に合わせた塗装を行うことで、より自然な仕上がりになります。
まとめ:安全第一で賢くエアコン増設を
エアコン増設は、快適な生活を送る上で重要な工事です。既存コンセントからの電源供給は、一見手軽ですが、安全面や将来的な拡張性を考慮すると、専門業者への依頼が最適な場合が多いです。費用を抑えたい気持ちも理解できますが、安全を第一に考え、専門家の意見を参考に、最適な方法を選択しましょう。