エアコン内部に鳥やコウモリが侵入する?死骸と糞尿の清掃と予防対策

エアコンの中に鳥やこうもりなど、簡単に入ることが出来ますか?半年ほど借りている部屋のエアコンを掃除しようとしたところ、死骸と糞尿の山でした。補足 エアコンと室外機を繋ぐ穴には何故か軍手がつめてあり、そこから入っているのかな?と思いました。が、大家からの説明では パイプから頻繁に入るとのこと。大家が言っているパイプは簡単に入れるような大きさではありません。

エアコン内部への侵入経路と原因

エアコン内部に鳥やコウモリなどの小動物が侵入し、死骸や糞尿が発見されたというご相談、大変驚かれたことと思います。まず、ご安心ください。これは決して珍しいケースではありません。特に古いタイプのエアコンや、室外機との接続部分のメンテナンスが不十分な場合、侵入経路になりやすいのです。

大家さんの仰る「パイプ」は、エアコンと室外機を繋ぐ冷媒配管のことでしょう。この配管自体は、鳥やコウモリが簡単に出入りできるほどの大きさではありません。しかし、配管の貫通部分のシールが劣化していたり、隙間があったりすると、そこから侵入する可能性があります。

軍手が詰めてあったという室外機とエアコンをつなぐ穴は、配管の貫通部とは別に、電源コードやドレンホースを通す開口部があるはずです。この開口部が、鳥やコウモリにとっての侵入経路になっている可能性が高いです。軍手は、以前から侵入を試みていた小動物を塞ごうとした、誰かの試みだったのかもしれません。

他にも、以下のような経路が考えられます。

  • 室外機の通風口:室外機には、冷却のために通風口があります。この通風口から、小さな鳥やコウモリが侵入する可能性があります。
  • エアコン本体の隙間:エアコン本体自体にも、経年劣化による小さな隙間が生じている可能性があります。特に、壁掛けタイプのエアコンは、設置状況によっては隙間ができやすい傾向があります。
  • 配管カバーの隙間:配管を覆うカバーと壁の間に隙間があれば、そこから侵入する可能性があります。

死骸と糞尿の処理方法

まずは、発見された死骸と糞尿を適切に処理する必要があります。素手で触らないように注意し、マスクと手袋を着用して作業を行いましょう。

  • 死骸の処理:ビニール袋に密封し、可燃ごみとして処分します。自治体の指示に従ってください。
  • 糞尿の処理:掃除機で吸い取るか、濡れた布で拭き取ります。その後、消毒液で丁寧に清掃します。特に、糞尿には病原菌が含まれている可能性があるため、念入りに消毒することが重要です。
  • 専門業者への依頼:大量の死骸や糞尿がある場合、または自分で清掃するのが困難な場合は、エアコン清掃専門業者に依頼することをお勧めします。専門業者は適切な資材と知識を持っており、安全かつ確実に清掃作業を行ってくれます。

再発防止策

一度侵入されると、再び侵入される可能性があります。再発防止策として、以下の対策を講じましょう。

  • 室外機周辺の清掃:室外機周辺にゴミや枯葉などが堆積していると、小動物が隠れ家として利用される可能性があります。定期的に清掃を行い、清潔な状態を保ちましょう。また、室外機に網などを設置して、侵入を防ぐことも有効です。
  • 開口部の封鎖:電源コードやドレンホースの開口部は、金属製のネットなどで塞ぎましょう。隙間を完全に塞ぐことが重要です。ホームセンターなどで販売されている隙間テープやパテなども有効です。
  • 配管カバーの点検:配管カバーに隙間がないかを確認し、必要に応じて補修しましょう。
  • エアコンの定期清掃:エアコンの定期清掃は、故障予防だけでなく、小動物の侵入を防ぐ上でも重要です。少なくとも年に1回は清掃することをお勧めします。
  • 専門業者への定期点検:専門業者に定期的に点検を依頼することで、早期に問題を発見し、適切な対策を講じることができます。

専門家の視点

エアコン清掃のプロであるA社代表、山田太郎氏に話を聞きました。「鳥やコウモリの侵入は、意外とよくある相談です。特に古いエアコンや、メンテナンスが行き届いていない場合に多く見られます。早めの清掃と、侵入経路の遮断が重要です。ご自身で清掃が難しい場合は、専門業者に依頼することをお勧めします。」とのことでした。

まとめ

エアコン内部に鳥やコウモリが侵入することは、決して珍しいことではありません。しかし、死骸や糞尿は健康被害につながる可能性もあるため、適切な処理と再発防止策が重要です。今回の経験を活かし、定期的な清掃と点検を行うことで、快適な室内環境を保ちましょう。

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